英語は、本来文法と会話を別のものとして教えられるべきではありません。ですから、英語logicationで英語と言う場合、英会話と、いわゆるこれまで学校英語と呼ばれてきたものの両方を指しているとご承知おきください。
現在、民間の英語教室・英会話スクールにおいて英語logicationで英語を学んでいる子供たちの数はおよそ4,000人と推察されます。英語logicationから派生し、しかし全くの亜流となってしまった教室に在籍する子供たちの数を除いたものです。20年ほど前でしょうか、「こうすれば、英語が話せるようになる」という確信を私が得たのは。その後、英語を「聞く・話す・読む・書く」の4技能に秀でた子供たちを大勢送り出してきました。あわせて、有名私立中学校などに教材の提供も行ってきました。私自身が立ち上げた英会話教室は、それなりの成功を見、あるいは、数多くの民間のスクールにスキームを供給しました。しかし、その間ずっと一つの疑問と背中合わせできました。本当は、この唯一の英語教授法を日本中の子供たちに享受してもらうべきでないのかと。もちろんそういう努力は多少行いましたが、本腰を入れたことはありませんでした。
大阪市立焼野小学校の生涯学習ルームで先月始めた授業は、狼煙です。もう、私には「日本中の子供たちを英語がしゃべれるようにすること」にしか興味がありません。 |